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ストーブ ◆TURM L51◆

TURM L51

1960年代

製造国・・・ドイツ

モデル名・・・L51


 ストーブ ◆TURM L51◆_e0361508_23213180.jpg

ドイツで製造されてスイス軍に納入されていたらしいストーブ。家庭用ストーブと比べると、至る所の作りがシンプル、悪く言えばチープな感じですが、それがまたたまりません。

ストーブ ◆TURM CALORIFIX◆ こちらで紹介した同じくTURMの家庭向け?モデルと比べると共通点もかなり多いですが。

 ストーブ ◆TURM L51◆_e0361508_23212612.jpg
ギャラリの作り、固定方法などはほぼ同じですね。

 ストーブ ◆TURM L51◆_e0361508_23212512.jpg
ウィックキャリアの溝が螺旋状なのも同じです。

 ストーブ ◆TURM L51◆_e0361508_23212374.jpg
 ストーブ ◆TURM L51◆_e0361508_23212426.jpg
芯を上下するレバーやチムニーを固定するネジなんかもほぼ共通っぽいですね。

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しかしこいつのチムニーは固定ネジを両サイド2つを緩めてポコンと外す構造。

 ストーブ ◆TURM L51◆_e0361508_23213213.jpg


そして何より最大のポイントはこの何ともチープな燃料キャップ兼残量ゲージ。

ただ押し込むだけの赤い燃料キャップ。それを貫通する針金。その下に突き刺されたコルクのフロート。それが浮き上がる事で目視出来るように針金先端部分を丸めて白くペイントされています。

灯油残量は、正面に位置する1つだけ縦長になった穴を覗き込んで針金の浮き沈み加減を確認する訳です。

面倒臭いですね(笑)

それもこれも許せるこの風貌。

 ストーブ ◆TURM L51◆_e0361508_23213180.jpg


当時はテント内で暖をとる兵隊さんたちを癒してたんですかね〜。

by amagen-777 | 2017-01-10 21:39